院内新聞2025年新春号 できました!
2025年01月6日
2023年08月26日
6月中旬、金泉小学校へ先生と歯科保健指導に行ってきました。
「6歳臼歯について」「むし歯の原因とおやつの摂り方」「歯肉炎の予防」に関して、クイズを出したり質問に答えたりしながら楽しくお話しをしました。
後半には、実際に染め出し液でプラークを赤く染め出しました。自分のお口の中をよく観察し、「わぁ、ここに磨き残しがあった!」「奥歯まで歯ブラシを当てるのって難しい…」と真剣な表情で試行錯誤しながら歯をピカピカに磨いてくれました。
興味津々でキラキラ輝く眼差しの金泉小の生徒の皆さんと、私達も楽しい時間を過ごしました。
11月には相川小学校へ訪問する予定です。子ども達が家族と歯のことや毎日の歯磨きの大切さなどを会話することで、地域全体のお口の健康に繋がるとさらに嬉しいです。
(スタッフK)
2021年12月23日
まもる歯科は移転リニューアル後、5周年を迎えることができました。
これも、毎日支えて下さる地域の方々、患者様、病院や介護施設の方々、医院スタッフの皆様方のおかげです。
心より感謝を申し上げます。
これからも、地域医療インフラとして、お口の健康を守り育てるお手伝いをさせて頂きたいと考えております。
何卒よろしくお願いいたします。
(移転前の渡部歯科医院時代から数えると、私が院長を拝命してから15周年になります。
先代、先々代、先先々代から数えると、、、何年になるのでしょう?
たぶん、昭和の初め頃ではないかと思うのですが・・・)
2020年12月27日
「先生、なぜ怒らないんですか?私、さっき失敗したのに」
最近、こんなことをスタッフさんから言われました。
私はとっさに答えられず、「え~と、別に腹も立たないから」と返事するのがやっとでした。
たしかに、医療機関でミスとか失敗というのは、「あってはならないこと」です。
しかし人間は、誰でも必ず間違えることがあります。
大切なのは、人間は失敗をすることを前提に、絶対に患者さんへ被害をもたらすようなことがないよう、失敗が小さいうちに、それが大きくなる芽を摘むことだと思います。
たとえばちょっとした間違いや失敗をしたスタッフさんを、私が怒鳴ったり、しつこく叱ったり、暴力をふるったりしたら、どうなるでしょうか。
そのスタッフさんはもう二度と間違いを起こさない?
いいえ、どんな人間でも必ず失敗をします。どんなに注意をしても、人間である限り必ずです。
しかし、院長からひどく怒られたという、恐怖の記憶は、スタッフさんの心にたぶん一生焼き付きます。
それは、次の失敗があった時に、「もうあんな目に遭いたくない」という回避行動を起こさせます。
ミスを隠します。誤魔化します。正当化します。
誰だって怒鳴られたりしつこく叱られたり暴力を振るわれたりしたくないのです。
つまり、スタッフさんをひどく怒ったりすれば、チームワークが壊れ、ミスが隠蔽され、事なかれ主義がはびこり、患者さんからは「怖い先生ねえ」と思われます。
百害あって一利なしとは、このことです。
いつだったか忘れましたが、私はそのことに気がつき、
「もう絶対にスタッフさんを感情的に怒らない」「指摘するときは、優しく、丁寧に、論理だてて説明する」と決めました。
自分で、そう決めてしまったのです。
自分で決めたことですので、守も守らないも自分次第です。
ですが、(だらしない私にはめずらしく)これが上手くいきました。
怒らないようにしていたら、不思議にだんだんと、怒りも湧いてこなくなったのです。
いつの間にか、自分で気を付けなくても、人を怒鳴ったりすることが全くなくなりました。
そうすると、これも不思議なことに、スタッフさんたちとの間でコミュニケーションがとりやすくなりました。
どういうことを悩んでいるのか、気になっているのか、お互いに率直に話し合えるようになりました。
ミスが隠されることもなく、スタッフさん皆で共有し、ミスした人を責めず、問題が起こる構造の改善について議論できるようになりました。
歯科医院では、歯科医が高い技術や知識、人間性を持つことが必須です。
でも同じくらい、ともに働くスタッフさんたちの力が大切です。
歯科医とスタッフさんは主従の関係ではなく、一つのチームでそれぞれ役割を果たす対等の専門家です。
私は当院のスタッフさんたちと働くことができて幸せです。
心からそう思えるようになったのは、そんなに昔のことではありません。
多くの失敗、悲しい出来事があって、自分も大人になりました。
人よりもだいぶ、遠回りして、ようやく成長できたのかもしれません。
まだまだ未熟者ですが・・・。
ぐるっと一周してみたら、同じ景色が違って見えた。そんな感じです。
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私達にお話しして頂けたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。
当院は予約制です。
それは、患者さんに質の良い医療を提供するためには、しっかり時間を取ることが必要と考えているからです。
予約を取ることによって、どんなに患者さんが多く来院されても、丁寧な治療を行うことが可能になり、患者さんの健康が守られます。
もし、一人の患者さんが、当日に予約を忘れて来院されないとどうなるでしょうか?
その患者さんにとっては、治療が前に進まず病気が治りませんので、もちろん損失です。
また、その患者さんが取っていた予約の枠があれば、他の患者さんの治療をすることができます。
つまり、他の患者さんにも迷惑が掛かってしまいます。
さらに医院としては、その患者さんのために滅菌・消毒をして準備していた器具や薬品などがすべて無駄になります。
予約制の医院にとって、キャンセルは本当に困った問題なのです。
出来る限りご予約は守っていただくことをお願いいたします。
もし、ご予約当日の変更・キャンセルが3回、もしくはご連絡なしのキャンセルが1回あった患者様は、
大変心苦しいのですが、次回以降のご予約をお取りできなくなります。
ご協力の程、なにとぞよろしくお願いいたします。
当院で治療した症例は治療症例集をご参照ください。