「可能な限り歯を残す」
これが当院のコンセプト
「歯周病」という言葉は
多くの方が知っていると
思います。
しかし、この病気の怖さを
知っている方はあまりいません。
歯周病が進行すると
「歯が抜ける」だけでなく、
「糖尿病、脳卒中、肺炎等」の
病気との関連性があると
報告されている非常に怖い病気です。
歯周病という「病」をしっかり理解し、
早い段階で対処することが大切です。
保険適用。歯周病の治療。
外科的な手術や、特別な薬剤の使用はしていない症例です。
まもる歯科、歯周病治療の「特徴」をご紹介します
このページをご覧いただいている方は既に、歯の動揺や口臭、膿・腫れ・痛みなどの「自覚症状」が出てしまっている方だと思います。
当院で実施している歯周病治療の特徴は下記になります。
- レントゲン/CT/位相差顕微鏡などをフル活用した診査診断
- 重度歯周病でも可能な限り歯を残します(歯周組織再生療法も可能です)
- 見た目の審美性も改善させます
それぞれご紹介いたします。
特徴1検査・診断・治療計画立案
医療とは、しっかりとした「検査」「診断」を行い、それらに基づき「治療計画」を策定し治療を進めていかなければなりません。検査診断に基づく治療計画が誤っていると、良くなるものも良くなりませんし、治療期間がいたずらに伸びてしまうこともあります。
当院では一般的な検査の他、下記のような検査を行い、従来よりもより精度の高い治療計画を立案しています。
CT検査
通常のレントゲン検査に加え、必要な場合は三次元で撮影できるCTでの検査を行うことができます。「骨」の立体的な状態を分析できるため、歯周病の拡がりを把握したり、「歯を残せるかどうか」など治療計画の策定に役立っています。
位相差顕微鏡検査
ごく簡単にご説明すると、歯周病は細菌が悪さを行うことで起こる病気です。
歯周病治療では、「原因」である歯垢や歯石をシッカリと除去することが最も大切な処置です。
そこで当院では治療を進めるにあたり、まずは位相差顕微鏡と呼ばれる特殊な顕微鏡でお口の細菌を観察し、菌の活動性、種類等を患者様にも見ていただいて、「原因」である細菌の存在を可視化します。
そして、今後の治療方針をしっかりとご相談していきます。
特徴2重度歯周病の方。歯を残すことを諦めないでください!
歯周病が進行すると、「歯がグラグラ」してきます。
これは、歯周病菌により顎の骨がどんどん溶かされ、歯をしっかり支えられなくなったために起こる症状です。そのままにしていると、ある日突然「ポロッ」と歯が抜け落ちてしまいます。
基本的に一度骨が溶けてしまうと元に戻ることはありません。
ではどうするのか?
当院では「歯周組織再生療法」と「歯周補綴」の2つで対応しております。
どちらか一方で対応することもありますし、2つの治療法を複合させることもあります。
それぞれご紹介いたします。
歯周組織再生療法
歯周組織再生療法とは、溶けて減ってしまった骨などの組織を再生させる治療です。当院では、「エムドゲイン法」「リグロス法」という治療法を実施しています。
それぞれご紹介します。
エムドゲイン法・リグロス法とは
エムドゲインゲル、もしくはリグロスという薬を患部に塗ることで、本来備わっている骨などの組織の再生能力を助ける療法です。
この治療法では、エムドゲインゲルやリグロスという薬剤を使用するため、身体への安全性について患者さんからご質問されますが、医薬品として日本の厚労省から認可されており、また世界各地で使われてその安全性が確かめられておりますのでご安心ください。
歯周補綴
歯周病の進行により「グラグラ」してしまった歯を、かぶせ物・インプラント・入れ歯・矯正治療などを駆使し総合的に対処することで可能な限り歯を残す方向で対処する治療法を歯周補綴と言います。
コラム:
歯周組織再生療法は治療の「主役」か?
上記のように、歯周組織再生療法は歯周病によって失われた組織を再生させる、素晴らしい治療です。
しかしこれは歯周病治療の「主役」ではないと考えています。
なぜなら、歯周病の「原因」は、歯についた細菌だからです。
いくら再生療法で組織を回復しても、また細菌が戻ってくれば、組織は失われてしまいます。
つまり、歯周病治療の主役は細菌の除去であり、これには、毎日の歯みがきが最も重要です。
そして歯みがきでは落としきれない細菌を、歯科医院で専用の器具を使ってきれいにする。
これが王道です。
そのうえで、失われた組織を少しでも回復できれば、より良いお口の中になる。
歯周組織再生療法は素晴らしい「プラスアルファ」なのです。
最後に院長からのメッセージ
当院での歯周病治療は、担当ドクター、担当衛生士、そして患者さんとチームを組み治療を進めていきます。
ここで「患者さんも?」という疑問が生じるかもしれません。
当院では患者さんも治療する上でのチームと考えています。
なぜならば、患者さんの協力がなければ、「治療後の良い状態を維持させることはできない」ためです。
当院では、一時的に症状が安定することを治療のゴールとはしていません。
私たちが考えているゴールは、治療をすることでお口の状態を整え、良くなった状態を長期にわたって維持して頂くことです。維持させるためには、歯科医院での定期的なメンテナンスのほか、ご自宅でのお口のケア、つまり患者さんの協力が必須となります。
皆さんも「お口のケア」の大切さは理解していると思うのですが、多くの方が行動が伴っていません。なぜならば、本当の意味で歯の大切さを理解していないためです。
これは患者さんの責任ではなく、我々歯科医療従事者が患者さんに対して「歯の大切さ」を理解してもらえるように本気で取り組んでこなかったためです。
当院では、「歯の大切さ」を理解していただくために、多くの時間を割いております。
初診「個別」相談へのご案内
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私達にお話しして頂けたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。
予約キャンセルについて
当院は予約制です。
それは、患者さんに質の良い医療を提供するためには、しっかり時間を取ることが必要と考えているからです。
予約を取ることによって、どんなに患者さんが多く来院されても、丁寧な治療を行うことが可能になり、患者さんの健康が守られます。
もし、一人の患者さんが、当日に予約を忘れて来院されないとどうなるでしょうか?
その患者さんにとっては、治療が前に進まず病気が治りませんので、もちろん損失です。
また、その患者さんが取っていた予約の枠があれば、他の患者さんの治療をすることができます。
つまり、他の患者さんにも迷惑が掛かってしまいます。
さらに医院としては、その患者さんのために滅菌・消毒をして準備していた器具や薬品などがすべて無駄になります。
予約制の医院にとって、キャンセルは本当に困った問題なのです。
出来る限りご予約は守っていただくことをお願いいたします。
もし、ご予約当日の変更・キャンセルが3回、もしくはご連絡なしのキャンセルが1回あった患者様は、
大変心苦しいのですが、次回以降のご予約をお取りできなくなります。
ご協力の程、なにとぞよろしくお願いいたします。
治療症例集
当院で治療した症例は治療症例集をご参照ください。