地域医療見学事業
2023年08月31日
新潟日報2023年8月31日付朝刊で、新潟県歯科医師会の地域医療見学事業についてご紹介頂きました。
2021年12月23日
まもる歯科は移転リニューアル後、5周年を迎えることができました。
これも、毎日支えて下さる地域の方々、患者様、病院や介護施設の方々、医院スタッフの皆様方のおかげです。
心より感謝を申し上げます。
これからも、地域医療インフラとして、お口の健康を守り育てるお手伝いをさせて頂きたいと考えております。
何卒よろしくお願いいたします。
(移転前の渡部歯科医院時代から数えると、私が院長を拝命してから15周年になります。
先代、先々代、先先々代から数えると、、、何年になるのでしょう?
たぶん、昭和の初め頃ではないかと思うのですが・・・)
2020年12月27日
「先生、なぜ怒らないんですか?私、さっき失敗したのに」
最近、こんなことをスタッフさんから言われました。
私はとっさに答えられず、「え~と、別に腹も立たないから」と返事するのがやっとでした。
たしかに、医療機関でミスとか失敗というのは、「あってはならないこと」です。
しかし人間は、誰でも必ず間違えることがあります。
大切なのは、人間は失敗をすることを前提に、絶対に患者さんへ被害をもたらすようなことがないよう、失敗が小さいうちに、それが大きくなる芽を摘むことだと思います。
たとえばちょっとした間違いや失敗をしたスタッフさんを、私が怒鳴ったり、しつこく叱ったり、暴力をふるったりしたら、どうなるでしょうか。
そのスタッフさんはもう二度と間違いを起こさない?
いいえ、どんな人間でも必ず失敗をします。どんなに注意をしても、人間である限り必ずです。
しかし、院長からひどく怒られたという、恐怖の記憶は、スタッフさんの心にたぶん一生焼き付きます。
それは、次の失敗があった時に、「もうあんな目に遭いたくない」という回避行動を起こさせます。
ミスを隠します。誤魔化します。正当化します。
誰だって怒鳴られたりしつこく叱られたり暴力を振るわれたりしたくないのです。
つまり、スタッフさんをひどく怒ったりすれば、チームワークが壊れ、ミスが隠蔽され、事なかれ主義がはびこり、患者さんからは「怖い先生ねえ」と思われます。
百害あって一利なしとは、このことです。
いつだったか忘れましたが、私はそのことに気がつき、
「もう絶対にスタッフさんを感情的に怒らない」「指摘するときは、優しく、丁寧に、論理だてて説明する」と決めました。
自分で、そう決めてしまったのです。
自分で決めたことですので、守も守らないも自分次第です。
ですが、(だらしない私にはめずらしく)これが上手くいきました。
怒らないようにしていたら、不思議にだんだんと、怒りも湧いてこなくなったのです。
いつの間にか、自分で気を付けなくても、人を怒鳴ったりすることが全くなくなりました。
そうすると、これも不思議なことに、スタッフさんたちとの間でコミュニケーションがとりやすくなりました。
どういうことを悩んでいるのか、気になっているのか、お互いに率直に話し合えるようになりました。
ミスが隠されることもなく、スタッフさん皆で共有し、ミスした人を責めず、問題が起こる構造の改善について議論できるようになりました。
歯科医院では、歯科医が高い技術や知識、人間性を持つことが必須です。
でも同じくらい、ともに働くスタッフさんたちの力が大切です。
歯科医とスタッフさんは主従の関係ではなく、一つのチームでそれぞれ役割を果たす対等の専門家です。
私は当院のスタッフさんたちと働くことができて幸せです。
心からそう思えるようになったのは、そんなに昔のことではありません。
多くの失敗、悲しい出来事があって、自分も大人になりました。
人よりもだいぶ、遠回りして、ようやく成長できたのかもしれません。
まだまだ未熟者ですが・・・。
ぐるっと一周してみたら、同じ景色が違って見えた。そんな感じです。
2020年05月21日
新型コロナウイルス感染症の感染予防のため、当院では以下のような対応をさせて頂きます。
何卒よろしくお願いいたします。
(令和2年5月21日 改訂)
・佐渡島外(緊急事態宣言継続中の地域、海外)からいらっしゃった方
→2週間の自宅での待機ののち、症状がないことを確認してから受診してください
・佐渡島外(上記以外の地域)からいらっしゃった方
→感染者や感染流行地の方との接触がないことを確認してから受診してください
・佐渡島外(緊急事態宣言継続中の地域、海外)へ出かけた方
→2週間の自宅での待機ののち、症状がないことを確認してから受診してください
・佐渡島外(上記以外の地域)へ出かけた方
→感染者や感染流行地の方との接触がないことを確認してから受診してください
・佐渡島外(緊急事態宣言継続中の地域、海外)からいらっしゃった方のご家族、同居者の方
→島外からいらっしゃった方が2週間待機したのち、症状がないことを確認してから、ご家族や同居者の方が受診してください
・佐渡島外(上記以外の地域)からいらっしゃった方のご家族、同居者の方
→島外からいらっしゃった方が、感染者や感染流行地の方との接触がないことを確認してから、ご家族や同居者の方が受診してください
・その他、不安があったり痛みがひどいなどお困りの方
→医院へいらっしゃる前に、まずお電話でご相談ください。
何卒よろしくお願いいたします。
2020年04月13日
まもる歯科 新型コロナウイルス感染症 行動指針について
※以下は、今後新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う様々なケースを想定した当院の行動指針です。しかし、現実には想定とは異なる事態が発生する場合もあり、あらゆる場面に対応できるものではありません。現実に応じて対応を柔軟に変化させる場合もあることを、あらかじめご了承ください。
1.佐渡島内において感染者が1名でも確認された場合
【体制】警戒体制
【外来診療】現在入っているご予約は基本的に維持し、それ以降の新規のご予約が混み合わないよう制限させていただきます。
【訪問診療】訪問先に、訪問診療継続可否の希望をお伺いします。ご希望であれば訪問診療を継続します。
2.佐渡島内において感染者数が拡大傾向にある場合(数名の範囲)、あるいは学校等が休校となり、多くのスタッフの出勤が困難となった場合
【体制】緊急体制
【外来診療】現在入っているご予約のうち、緊急でないものはすべて2カ月の延期をお願いいたします。
【訪問診療】訪問診療は緊急でないものは中止させていただきます。
3.佐渡島内においてさらに感染者数が増加した場合(2~3日のうちに感染者累計数が倍増する傾向が、1週間程度継続して見られた場合。1週間で感染者累計数が4倍以上になるような場合)。また、緊急事態宣言の地域に新潟県が含まれ、佐渡島内においても企業の活動などが休止し、島民の外出が事実上規制された状態となった場合。
【体制】休院(2カ月をひとつの目安とします)
【外来診療】極めて急を要する患者さんのみ応急処置をいたします(要電話)。
【訪問診療】極めて急を要する場合を除き、原則として行いません。
4.その他、当院の患者さんに感染者が発見された場合、当院従事者に感染者が発見された場合、当院従事者の家族等が感染者となった場合など
・佐渡保健所の指示に従い、適切に対応いたします。上記【警戒体制】【緊急体制】【休院】のいずれかの対応となると思われます。
地域のみなさま、患者様のみなさまには大変ご迷惑をおかけいたしますが、安全な医療の提供のため、ご協力をお願いいたします。
まもる歯科 院長 渡部守
2020年01月24日
今日は午後から、講演会のダブルヘッダーでした。
まず新潟県地域振興局で、職員さん向けの歯科講話。
将来のオーラルフレイル予防のために、今からできることをお話しました。
簡単に言えば、楽しい老後のためにも今から健康な歯・口腔を保ちましょうね〜というようなお話です。
歯がしっかりしていないと、美味しいもの食べられないですからね。なんのために生きているのか分からなくなっちゃいます。
次に新穂で、給食施設(病院や高齢者施設など)の管理栄養士さん、調理師さん等向けに、
「口腔・嚥下機能のアセスメントを適切な食形態につなげるために」
と題して、嚥下調整食のお話をしました。
こちらは、口腔・嚥下機能の評価(何より患者さん・利用者さんの食事状況をよく見ること)なしに、食形態を決めることはできない、ということをお伝えしました。
管理栄養士さんのようなプロフェッショナルの方々に、食形態のことをお話するのはプレッシャーを感じますが、まあそれでも口腔や嚥下のことは多少(笑)詳しいので、そういう視点から講演を組み立てました。
講演やら執筆やら会議やら、これまで色々とやってきましたが、それらがどれほど佐渡の皆さんのお役に立ったのか、自問することの多い日々です。
が、今から若い頃に戻ったとしても、やっぱり自分にはこういう事ぐらいしかできなかっただろうなと思ったりもします。
なので、自分の力の及ぶ限り頑張っていくしかないんだろうな〜と思っています。
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私達にお話しして頂けたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。
当院は予約制です。
それは、患者さんに質の良い医療を提供するためには、しっかり時間を取ることが必要と考えているからです。
予約を取ることによって、どんなに患者さんが多く来院されても、丁寧な治療を行うことが可能になり、患者さんの健康が守られます。
もし、一人の患者さんが、当日に予約を忘れて来院されないとどうなるでしょうか?
その患者さんにとっては、治療が前に進まず病気が治りませんので、もちろん損失です。
また、その患者さんが取っていた予約の枠があれば、他の患者さんの治療をすることができます。
つまり、他の患者さんにも迷惑が掛かってしまいます。
さらに医院としては、その患者さんのために滅菌・消毒をして準備していた器具や薬品などがすべて無駄になります。
予約制の医院にとって、キャンセルは本当に困った問題なのです。
出来る限りご予約は守っていただくことをお願いいたします。
もし、ご予約当日の変更・キャンセルが3回、もしくはご連絡なしのキャンセルが1回あった患者様は、
大変心苦しいのですが、次回以降のご予約をお取りできなくなります。
ご協力の程、なにとぞよろしくお願いいたします。
当院で治療した症例は治療症例集をご参照ください。