どうしてフッ素はむし歯を予防するの?
2025年09月1日
「フッ素(フッ化物)」と聞くと、歯磨き粉やうがい薬でよく目にするけれど、実際にどうしてむし歯を防いでくれるのか、不思議に思ったことはありませんか?
今回は、歯科の専門家たちが分かってきた“フッ素の4つの働き”を、わかりやすくご紹介します🪥✨
① 歯を強くする 💪
フッ素は歯の表面に取り込まれて、酸に強い結晶を作るはたらきがあります。
また、歯の表面に「フッ化カルシウム」という小さな貯蔵庫を作り、そこから少しずつフッ素を放出してくれます。
ただし、この効果だけではむし歯を完全に防げるわけではありません。いまでは「歯を強くする力は補助的な役割」と考えられています。
② 生えたての歯を守る 🦷✨
生えたばかりの歯はまだ柔らかく、酸に溶けやすい状態です。
フッ素はこの歯を“成熟”させて、表面を短期間でしっかり固くしてくれる働きがあります。
とくに子どもが永久歯を生やしたとき、この効果はとても大切なんです。
③ 初期むし歯を直してくれる 🔄
これがフッ素の一番の得意技です!
むし歯は「歯が酸で溶ける(脱灰)」と「唾液で元に戻る(再石灰化)」のせめぎ合いで進みます。
フッ素はこのバランスを“再石灰化に有利”に変えてくれます。
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溶けかけた歯にカルシウムやリン酸を取り込みやすくする
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再石灰化した歯をより酸に強くする
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酸による歯の溶け出しを抑える
その結果、初期むし歯が進行せず、歯の表面が再び硬くなることが多く報告されています。
④ むし歯菌を弱らせる 🦠
フッ素には、むし歯菌が酸を作る力を弱める働きもあります。
ただし、この効果は高い濃度のフッ素でないと十分には発揮されません。
日常的に使う歯磨き粉やうがい薬レベルでは「補助的なお手伝い役」と考えられています。
まとめ 🌸
研究の結果、いまの歯科界では
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フッ素の主な力は「初期むし歯を修復して進行を防ぐこと」
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生えたての歯を守るのも大事なサポート作用
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歯を強くしたり、菌を弱めたりする効果もあるけれど、補助的な役割
ということが分かっています。
だからこそ、毎日コツコツと「低濃度のフッ素を繰り返し歯に届ける」ことが大切なんです🪥✨
歯磨き粉やフッ素入りうがい薬を使う習慣を、ぜひ続けてみてくださいね。







