医院ブログ|まもる歯科|新潟県佐渡市相川にあるお勧め歯医者

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🍬むし歯と「遊離糖」の関係

2025年10月26日

~お口と体を守るために知っておきたい甘い話~

🍭「遊離糖」ってなに?

「遊離糖(ゆうりとう)」という言葉、あまり聞き慣れませんよね。
実はこれは、砂糖(ショ糖)やハチミツ、シロップ、果汁などに含まれる“すぐに使える糖”のことを指します。
WHO(世界保健機関)の定義では、

「食品に加えられた糖」と「ハチミツ・シロップ・果汁・濃縮果汁に自然に含まれる糖」
を合わせたものが「遊離糖」です。

つまり、みかんそのものに含まれる糖分(果糖)は遊離糖ではありませんが、みかんジュースにした瞬間に“遊離糖”になるのです🍊💡

言い換えれば、「甘みを楽しむための糖分」と考えればいいでしょう。


🦷なぜ遊離糖を摂りすぎると良くないの?

理由は2つあります。
ひとつはむし歯、もうひとつは肥満や生活習慣病です。

むし歯との関係

お口の中の細菌は、遊離糖をエサにして酸をつくります。
この酸が歯の表面(エナメル質)を少しずつ溶かしていくことで、むし歯ができます。

しかも遊離糖は「すぐ溶けて、すぐ使える」糖なので、細菌が大好き💦
お口の中が酸性になる時間が長くなり、再石灰化(歯の修復)が追いつかなくなります。

肥満との関係

遊離糖を多く含む飲み物(清涼飲料水など)をよく飲むと、カロリーをとりすぎやすいのに、満腹感を感じにくいという特徴があります。
つまり、「飲んだ分だけエネルギーは増えるのに、食べすぎを止められない」状態になりやすいのです。
その結果、肥満や糖尿病、脂肪肝などのリスクが高まることがわかっています😣


🍰どのくらいまでなら大丈夫?

WHOは健康のために、次のような目安を出しています。

🟢 推奨:総摂取エネルギーの 10%未満
🟡 さらに理想は 5%未満

日本人の平均的な成人で考えると、1日の摂取カロリーを2000 kcalとした場合──

  • 10%未満:1日あたり50 g以下の遊離糖

  • 5%未満:1日あたり25 g以下の遊離糖

に抑えるのが理想です。


🧃それって、どのくらい?

具体的に食品で考えてみましょう👇

食品・飲料 遊離糖のおおよその量 備考
コーラ(350 mL) 約35 g これ1本で上限オーバー!😲
清涼飲料水(500 mL) 約50 g ほぼ“1日分”の糖分
チョコレート(板チョコ1枚) 約25 g 理想の5%ラインに相当
ヨーグルト(加糖タイプ1カップ) 約15 g 意外と多め!
果物(みかん1個) 約7 g 果物は“遊離糖”ではないのでOK🍊

こうして見ると、「飲みもの」からの糖の摂りすぎがとても多いのが分かりますね。
のどが渇いたときは、お茶や水を選ぶのが◎です🚰


🪥むし歯を防ぐためにできること

  1. 甘い飲み物を「ちびちび」飲まない

  2. 食後にしっかり歯を磨く

  3. フッ化物配合歯みがき剤を使う

  4. 甘いお菓子は「時間を決めてまとめて」食べる

遊離糖を完全にゼロにする必要はありません。
でも、“だらだら食べ”や“甘い飲み物の常飲”をやめるだけでも、むし歯リスクはぐっと下がります✨


🍎まとめ

砂糖=悪者、ではありません。
けれど、「どれだけ」「どんな形で」摂るかが大切です。

WHOの基準を意識しながら、
・甘い物を食べる回数を減らす
・飲み物はお茶や水にする
・フッ素で歯を守る
これだけでも、歯も体も元気でいられますね😊

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🦷みんなで一緒に“健口”を育てよう!

2025年10月19日

〜佐渡市「健康フェスティバル じょうぶら」に参加して〜

今日は、佐渡市で開催された健康イベント「健康フェスティバル じょうぶら」に、歯科医師会として参加してきました😊

私たちのブースでは、「咀嚼力測定ガム」を使って、市民のみなさんの“かむ力”を測定。

ガムを噛んで出てきた色の変化から、かむ力の強さをチェックできるという楽しい体験です!


🍀歯科医師が地域イベントに参加する意味

「歯医者さんって、むし歯を治すところでしょ?」

そう思われる方も多いかもしれません。

でも、私たちの本当の願いは“病気になる前に防ぐこと”。

こうした健康イベントに参加することで、診療室の外でも市民のみなさんと直接お話ししながら、

「歯と口の健康が、全身の健康につながる」という大切なメッセージを伝えています🪥✨


😁かむ力=いのちの力

かむ力が弱くなると、食べる楽しみが減るだけでなく、体力や認知機能の低下にもつながることがあります。

だからこそ、日ごろからしっかり噛めるお口を保つことが大切なんです。

測定をきっかけに「もう少し噛む練習をしてみようかな」「入れ歯の調子を見てもらおうかな」と感じていただけたら嬉しいです🍎


🤝地域ぐるみで“健口長寿”へ

歯科だけでなく、医師・薬剤師・管理栄養士・介護職など、地域のたくさんの専門職が連携してこそ、健康な暮らしを支えることができます。

これからも歯科医師会として、地域のみなさんと一緒に“健口(けんこう)長寿”を目指して活動を続けていきます✨


🦷💬「じょうぶら」でお会いしたみなさん、楽しい時間をありがとうございました!

また来年も、元気な笑顔でお会いしましょう😊

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医療・介護・福祉に“えらい順”なんてあるの?🤔

2025年10月12日

🫱‍🫲医療・介護・福祉の仕事に「えらい・えらくない」はある?

 

「お医者さんは病院の中で一番えらい」

「歯科医師の方が歯科衛生士よりすぐれている」

「看護師の方が介護士よりすごい」

こんな話、どこかで聞いたことはありませんか?👂

もしかすると、医療や介護の仕事をしている人の中にも、そう思っている人がいるかもしれません。

でも本当は──

医療・介護・福祉の仕事に“上下関係”なんてありません。

あるのは、それぞれの役割の違いだけです。

 


💡立場が違っても、みんな同じチーム

 

たしかに、職場の中には「指示を出す人」「報告を受ける人」という関係があります。

また、雇う側と雇われる側といった違いもあります。

でもそれは、仕事をスムーズに進めるためのルールであって、

「どちらがえらい」「どちらが下」なんてことを決めるものではありません。

 

たとえば歯科医院で、歯科衛生士さんが患者さんの生活習慣を丁寧に聞き取って、

その情報をもとに歯科医師が治療の方針を考える──

そんな連携がうまくいけば、患者さんの生活はぐっと良くなります。

 

このとき、どちらが上で、どちらが下でしょう?

どちらの力も大切で、どちらが欠けても良い結果にはならないのです。✨

 

🧩現場でよくある「ちょっとした勘違い」

 

医療や介護の仕事では、いろんな職種がチームになって働いています。

歯科医師、医師、看護師、歯科衛生士、介護士、リハビリ職、薬剤師、ケアマネジャー…みんなそれぞれの専門があります。

けれど、ときどきこんなことが起きます。

「お医者さんが言っていることだから、何も言わない方がいいかな…」

「自分は介護職だから、専門的なことは言えないかも」

「医師が決めたことだから、それが絶対だよね」

でも、こうした“遠慮”や“思い込み”が積み重なると、

せっかくのチームが力を出しきれなくなってしまいます😢

お互いの意見を尊重して、

「ちょっと気づいたことがあるんですが…」と話せる雰囲気がとても大事です。🌿

 

🌱協力し合うと、こんなに違う!

 

ある病院でのこと。

看護師さんが「この患者さん、食事のときにいつもむせている」と気づきました。

そこで、リハビリの先生と歯科衛生士さんが協力して食べ方をチェックし、食事の形を工夫したところ、むせることが減り、元気に食事できるようになりました🍚

このとき誰が一番えらかったのでしょうか?

──きっと、みんなが力を合わせたことそのものが一番すばらしかったのです✨

 


🌸おわりに

医療・介護・福祉の仕事には、えらいもえらくないもありません。

どの仕事も、人の健康や生活を支えるために欠かせないものです。

 

大切なのは、肩書きや職種よりも、「お互いを思いやる気持ち」。

チームで働くみんなが、それぞれの得意分野をいかしながら助け合うことで、

地域の人が安心して暮らせる社会ができていくのだと思います😊

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🦷歯科衛生士になりませんか?

2025年10月6日

~一生ものの資格で、笑顔を支えるお仕事~

「人の役に立つ仕事がしたい」

「手に職をつけて、将来も安心して働きたい」

そんなあなたに、ぜひ知ってほしい仕事があります😊

それが——歯科衛生士です。


💡国家資格で、一生使える安心の仕事

歯科衛生士は、厚生労働大臣の免許を受けて働く国家資格

一度資格を取れば、一生使える“専門職”です。

結婚や出産などで一時的に職場を離れても、資格さえあれば再び戻ることができます。

近年は再就職支援やブランク復帰のサポートも充実しており、

「食いっぱぐれがない」仕事の代表格といえるでしょう✨


💰給与水準も年々アップ!

歯科衛生士の求人倍率は全国的にとても高く、

それだけ“求められている職業”ということです。

需要の高まりに合わせて、給与も近年大きく上昇しています。

医療系の専門職の中でも、安定した収入とワークライフバランスの両立がしやすいのが魅力です。


🌸人に感謝されるやりがいのある仕事

歯科衛生士の仕事は、ただ歯をきれいにするだけではありません。

むし歯や歯周病の予防、歯みがき指導、訪問先での口腔ケアなど、

「食べる」「話す」「笑う」といった人の生活そのものを支える仕事です。

患者さんから「ありがとう」「ごはんがおいしくなった」と言われる瞬間、

心からやっていてよかったと思える——そんな仕事です☺️


🏫まもる歯科の奨学金制度

当院では、歯科衛生士を目指す学生さんを応援する独自の奨学金制度を設けています🎓

学費の一部を支援し、卒業後には安心して働けるよう、

勉強と実習の両面でサポートしています。

詳しくは、まもる歯科の採用ページをご覧ください👇

👉 https://www.mamorudental.com/recruit/

(ページ下部に奨学金制度の詳細があります)

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初診「個別」相談へのご案内

当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私達にお話しして頂けたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。

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予約キャンセルについて

当院は予約制です。

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予約を取ることによって、どんなに患者さんが多く来院されても、丁寧な治療を行うことが可能になり、患者さんの健康が守られます。

もし、一人の患者さんが、当日に予約を忘れて来院されないとどうなるでしょうか?

その患者さんにとっては、治療が前に進まず病気が治りませんので、もちろん損失です。
また、その患者さんが取っていた予約の枠があれば、他の患者さんの治療をすることができます。
つまり、他の患者さんにも迷惑が掛かってしまいます。

さらに医院としては、その患者さんのために滅菌・消毒をして準備していた器具や薬品などがすべて無駄になります。
予約制の医院にとって、キャンセルは本当に困った問題なのです。

出来る限りご予約は守っていただくことをお願いいたします。

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大変心苦しいのですが、次回以降のご予約をお取りできなくなります。

ご協力の程、なにとぞよろしくお願いいたします。