講演会ダブルヘッダー
2020年01月24日
今日は午後から、講演会のダブルヘッダーでした。
まず新潟県地域振興局で、職員さん向けの歯科講話。
将来のオーラルフレイル予防のために、今からできることをお話しました。
簡単に言えば、楽しい老後のためにも今から健康な歯・口腔を保ちましょうね〜というようなお話です。
歯がしっかりしていないと、美味しいもの食べられないですからね。なんのために生きているのか分からなくなっちゃいます。
次に新穂で、給食施設(病院や高齢者施設など)の管理栄養士さん、調理師さん等向けに、
「口腔・嚥下機能のアセスメントを適切な食形態につなげるために」
と題して、嚥下調整食のお話をしました。
こちらは、口腔・嚥下機能の評価(何より患者さん・利用者さんの食事状況をよく見ること)なしに、食形態を決めることはできない、ということをお伝えしました。
管理栄養士さんのようなプロフェッショナルの方々に、食形態のことをお話するのはプレッシャーを感じますが、まあそれでも口腔や嚥下のことは多少(笑)詳しいので、そういう視点から講演を組み立てました。
講演やら執筆やら会議やら、これまで色々とやってきましたが、それらがどれほど佐渡の皆さんのお役に立ったのか、自問することの多い日々です。
が、今から若い頃に戻ったとしても、やっぱり自分にはこういう事ぐらいしかできなかっただろうなと思ったりもします。
なので、自分の力の及ぶ限り頑張っていくしかないんだろうな〜と思っています。
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虹まであがれ
2020年01月3日
年末に、子どもと凧揚げをして遊びました。
今年の年の瀬は比較的穏やかな天候で、この日も虹がでていました。
とっても高くあがりました。

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やはたの里さんで口腔ケア研修会
2019年12月6日

先週の、はもちの里さんでの研修に続いて、やはたの里さんで口腔ケア研修会の講師をしてきました。
与えられたお題はオーラルフレイルについて。
時代も変わったなあと思います。
オーラルフレイルは、分かりやすく言えば「口の虚弱」ということになると思います。
発音がはっきりしない、食べこぼす、ときどきむせる、硬いものが噛みにくい、といったわずかなお口の機能の衰えを指しています。
その程度のことは、これまで「歳のせい」「誰でもなる」と思われていました。
私たち歯科医も、病気とはとらえてきませんでした。
しかし、このようなオーラルフレイル、軽微なお口の衰えを放置すると、やがて低栄養をはじめとした全身的な疾患をもたらし、要介護状態や死に至ることが、最近の研究で明らかになってきたのです。
オーラルフレイルを予防するために、まず何より大事なのは、定期的な歯のメインテナンスだと思います。
痛くなくても定期的に歯科医院へ行って、検診とクリーニングをしてもらい、丈夫な歯をまもる。
この習慣が広く根付けば、オーラルフレイルもかなりの部分で予防でき、要介護状態や重い病気でつらい思いをする人たちも少なくなるはずです。
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やった!佐渡高校バレー部、全国大会へ!!
2019年12月5日

佐渡高校卒業生の皆様、もしよろしければご支援お願い致します。
まさに快挙です。おめでとうございます。
前回、佐渡高校バレー部が全国大会へ出場したのが1977年だそうです。
なんと僕が生まれた年ではありませんか。
42年ぶりということになりますね。
僕は、アマチュアスポーツは勝つことが目的ではないと思っています。
努力を積み重ねること、チームワークを尊ぶこと、試合でも平常心でいられる精神力を養うこと、そういった素晴らしいことを学べる、最高の場がスポーツだと思っています。
トーナメント制の大会では、全てのチームうち、ひとつのチーム以外は負けて会場を去ることになります。
ですが、負けからもたくさんのことが学べると思います。
これまで努力してきてよかった、このチームで戦えてよかった、実力は出し切れた、そう思えるならば、たとえ試合で負けたとしても、それは「勝ち」なのだと思います。
その点でも、佐渡高校バレー部は素晴らしいチームだと聞いています。
晴れ舞台で、見事な戦いを見せてくれると思います。
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新潟日報にて取り上げていただきました
2019年12月3日

新潟日報にて取り上げていただきました。
佐渡でも、高齢期の健康的な「食」を守る取り組みが進められています。
健康的な「食」を守る、というと、農薬とか、遺伝子組み換え食品とかの問題がよく話題に上りますが、高齢者にとっての「食」は、そういう問題とはやや異なります。
日本は豊かな国ですが、実は栄養不足(低栄養といいます)の人が少なからずおられます。
過度なダイエットや、偏食によって、若い人にも低栄養は生じますが、特に高齢者に低栄養の方が多いことが問題になっています。
この背景には、貧困、認知症などの疾患、老々介護など、さまざまな社会問題が潜んでいます。
われわれ歯科医師の使命は、市民の皆様の健康をまもること。
その根本は、「食」にあります。
美味しく食べて、元気に生きる。
歯をまもることで、それが達成されると考えれば、こんなにやりがいのある仕事はありません。
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歯周病の勉強会に参加してきました
2019年11月27日

今日は新潟でスタッフさん三名とともに歯周病の勉強会に参加してきました。
非常に気づきの多い、良い勉強会だったと思います。
私も少し発表をさせて頂きましたが、年甲斐もなく緊張しまくりで、グダグダのクタクタでした(笑)。
でも楽しかったです!ありがとうございました!
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感謝状を頂きました。
2019年11月25日

新潟県警察歯科医会理事会にて、これまでの警察への協力について表彰をしていただきました。
佐渡は殺人や放火などの事件は少ないのですが、冬の日本海での海難事故があり、身元確認が必要になります。
そういった際には、私がその任に当たることが多く、今回感謝状をいただくことになったようです。
悲しみや苦しみの多い仕事ですが、このように報いていただけると、やってよかったという気持ちになります。
一方で、不幸な事故や事件に遭われ、私が拝見した方々に、深く哀悼の意を捧げます。
佐渡の警察署が統合され、佐渡警察署として真野地区に新設されました。当院のすぐ近くにあった警察署は交番となり、恐らく今後はそういった身元確認業務に携わる機会が減ると思います。
とはいえ、佐渡の人々の安心な暮らしを毎日守ってくださっている新潟県警のお仕事には、今後も精一杯協力させていただきたいと思っています。
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「訪問歯科診療 プランニングの極意」が刊行されました
2019年11月11日

amazonでも販売しています
いよいよ発売されました!
「訪問歯科診療 プランニングの極意」
私も一節を書かせて頂いております。
↓こちらの方から、内容の一部を見ることができます。
ぜひご覧ください。
歯学書ドットコム
本の表紙にもありますが、訪問歯科診療をするうえでは、既存の歯科医療の枠組みを超えた問題が多くあります。
難病、低栄養、サルコペニア、発達期障害、介護力、多職種との連携、などなど。
それらすべてを歯科医師がマネジメントすることは不可能です。
しかしそれらを考慮せずに訪問歯科診療を成功に導くこともまた、不可能です。
この本では、9人の訪問歯科診療に取り組む先生方の症例がまとめられています。
非常に複雑に絡み合った問題を抱える患者さんたちに対して、「どのように治療をプランニングし実行していくのか」という、医療の根本ともいうべき部分を真正面からとりあげています。
著者の先生方は、皆さん本物のエキスパートだと思います。私だけ怪しいですが(笑)。
他の先生のパートを読ませていただいて、大変勉強になりました。
いま、訪問歯科診療や障害を持つ患者さんの治療で悩みをお持ちの先生には必ずヒントが見つかると思いますし、現在の訪問歯科診療の現場を知る上でも有用だと思います。
16年前、植田耕一郎先生に導かれて足を踏み入れた訪問歯科診療は、何もかもが手探りの、未開の世界でした。
年月が経ち、ここまで訪問歯科診療が体系として整備されてきたことに、驚きを感じています。
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職員研修およびリフレッシュに伴う休診のお知らせ
2019年10月20日
平素より大変お世話になっております。
職員研修およびリフレッシュのため、10/21(月)~10/23(水)はお休みとさせていただきます。
皆様にはご迷惑をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
なお、10/24(木)は午前・午後ともに外来診療を受付ておりますので、何卒よろしくお願いいたします。
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